Windows システムの保護が有効になると、Windows はマウントされたストレージ ドライブの内容の復元ポイント(スナップショット)を定期的に作成します。復元ポイントによって、ファイル、フォルダー、およびシステムの状態を以前のある時点にアクセスさせる、つまり巻き戻すことができます。
Merge のバージョン リスト(バージョン ボタンからアクセスされる)に、比較ファイルおよび比較フォルダーに対して利用可能な復元ポイントのバージョンを表示させる場合は、アプリケーション オプション ページのシステム復元からのファイルとフォルダー バージョンを表示するオプションをオンにします。
手動で作成されたシステム復元ポイントには、Merge で使用するために必要なファイル情報は含まれていません。
デフォルトで Windows 10 では Windows システムの保護は有効ではありません。このため、復元ポイントに保存された古いファイルのバージョンを表示させたい場合は、手作業によって Windows システムの保護を有効にする必要があります。
Windows システムの保護を有効にするには
- コントロール パネル ウィンドウを開きます。
- システムとセキュリティ▸システム▸システムの保護 に移動します。
- 構成… ボタンをクリックします。
- システムの保護を有効にする ラジオ ボタンを選択します。
- OK ボタンをクリックします。
- OK ボタンをクリックします。
Windows の設定
各復元ポイントで使用されるディスク容量は予測できません。このため、Windows では復元ポイントを作成するかどうか、また作成する場合はいくつ作成するかを設定するさまざまなオプションが用意されています。これらのオプションは、コントロール パネル▸システムとセキュリティ▸システム▸システムの保護の下にあります。復元ポイントは一部またはすべてのハード ドライブに対して有効です。また、復元ポイントで使用可能なディスク容量は調整することができます。