このウィンドウでは、ファイル比較で表示されているファイル上で外部プログラムを実行することができます。
ファイル比較のアクティブ ペインにあるファイルに対してこのウィンドウを開くには:
- Shift+F9 を押す。
- 外部 リボン メニューから {第 1|第 2|第 3} ファイルでプログラムを実行…コマンドを選択する。
- ペイン内で右クリックし、コンテキスト メニューから、{第 1|第 2|第 3} ファイルで外部プログラムを実行…項目を選択する。
このウィンドウを使用して適切な外部プログラムを設定すると、次回からはこのウィンドウを開くことなく、F9 キーを押すだけでアクティブなファイルに対してそのプログラムを直接起動することができます。
フィールド
プログラム
実行するプログラムのパスを入力してください。… ボタンを使用してプログラムを参照することができます。
完全修飾パスで入力してください。システムの AppPath
または PATH
環境変数のパスに存在するプログラムは完全修飾パス(絶対パス)がなくても見つかりますが、目的のプログラムを確実に実行させるために完全修飾パスを提供することをお勧めします。
引数
プログラムの実行時に提供される引数を入力します。
空白を含むファイル名およびフォルダー パスは引用符で囲む必要があります(たとえば、"C:\My Documents\file.txt"
)。
このフィールドで使用できる変数については、下記の「引数の代入変数」を参照してください。
コマンド プレビュー
このフィールドは、実行されるコマンドと引数を正確に示します。引数の変数は適切に置換されます。
引数の代入変数
この表では引数フィールドで使用できる変数について説明します。これらの変数は、外部プログラムの起動時に、適切な値に置き換えられます。
値 | 説明 |
---|---|
${currentPath} | 比較ペインにあるファイルへの完全修飾パス。このファイルを対象にウィンドウを起動します。 |
${currentLineNumber} | 比較ペインにあるカーソルの現在の行。この行を対象にウィンドウを起動します。これはテキスト比較およびバイナリ比較にのみ関係します。イメージ比較用にウィンドウが起動される場合は 1 になります。 |
${currentColumnNumber} | 比較ペインにあるカーソルの現在の列。この列を対象にウィンドウを起動します。これはテキスト比較およびバイナリ比較にのみ関係します。イメージ比較用にウィンドウが起動される場合は 1 になります。 |
${otherPaths} | 比較ペインの現在のファイル以外のファイルへの完全修飾パス。 |
${path1} | 比較の第 1 ペインにあるファイルへの完全修飾パス。 |
${path2} | 比較の第 2 ペインにあるファイルへの完全修飾パス。 |
${path3} | 比較の第 3 ペインにあるファイルへの完全修飾パス。 |
置き換えらる値に空白が含まれる場合、その値は二重引用符で囲まれます。
例
以下の例では、一般的なテキスト エディターを実行するためのフィールド値を示します。
Visual Studio Code
次のフィールド値により、カーソルが適切に位置付けられた該当ファイルを Visual Studio Code で開きます。
フィールド | 値 |
---|---|
プログラム | %PROGRAMFILES%\Microsoft VS Code\Code.exe |
引数 | --goto ${currentPath}:${currentLineNumber}:${currentColumnNumber} |
Sublime Text
次のフィールド値により、カーソルが適切に位置付けられた該当ファイルを Sublime Text で開きます。
フィールド | 値 |
---|---|
プログラム | %PROGRAMFILES%\Sublime Text\sublime_text.exe |
引数 | ${currentPath}:${currentLineNumber}:${currentColumnNumber} |
Notepad++
次のフィールド値により、カーソルが適切に位置付けられた該当ファイルを Notepad++ で開きます。
フィールド | 値 |
---|---|
プログラム | %PROGRAMFILES%\Notepad++\notepad++.exe |
引数’ | ${currentPath} -n${currentLineNumber} -c${currentColumnNumber} |