ICommonUI インターフェイス

このインターフェイスは、Merge.Application オブジェクトTextComparison オブジェクトBinaryComparison オブジェクトImageComparison オブジェクト、および FolderComparison オブジェクトなど、フレームやウィンドウ内の画面上に表示されるオブジェクトに共通するプロパティおよびメソッドへのアクセスを提供します。

プロパティ

ViewType読み取り/書き込みIComparison

比較タイプ(2 者間または 3 者間レイアウト)。

IDL [propget] HRESULT ViewType([out, retval] FileViewType* pValue)
[propput] HRESULT ViewType([in] FileViewType newValue)
.NET FileViewType ViewType[get, set]

メソッド

CompareIComparison

2 つまたは 3 つのファイルを比較します。このメソッドは同期メソッドです。比較が完了して、エラーと結果を報告するときに ComparisonComplete イベントが発生します。

IDL HRESULT Compare(
    [in] VARIANT strFirstFile,
    [in] VARIANT strSecondFile,
    [in, optional] VARIANT strThirdFile)
.NET void Compare(
    Object strFirstFile,
    Object strSecondFile,
    Object strThirdFile)
  • strFirstFile
    第 1 ファイルへの完全修飾パス。
  • strSecondFile
    第 2 ファイルへの完全修飾パス。
  • strThirdFile オプション
    第 3 ファイルへの完全修飾パス。

PrintIComparison

ファイル比較を印刷します。

IDL HRESULT Print(
    [in] VARIANT_BOOL bShowPrinterDialog,
    [in] PageOrientation nOrientation)
.NET void Print(
    Boolean bShowPrinterDialog,
    PageOrientation nOrientation)
  • bShowPrinterDialog
    デフォルトは FALSE です。印刷を行う前に印刷ダイアログをユーザーに表示するかどうかを示します。
  • nOrientation
    デフォルトは poLandscape です。縦置き、横置きのどちらの向きで印刷するかを示します。

RefreshIComparison

ウィンドウに表示されているファイルを再度比較します。これにより、未保存の変更は破棄されます。

IDL HRESULT Refresh()
.NET void Refresh()

ReportIComparison

ファイル比較のレポートを生成します。

IDL HRESULT Report(
    [in] BSTR bstrReporter,
    [in] LineEndingStyle nLineEndingStyle,
    [in] BSTR strOutputFile)
.NET void Report(
    String bstrReporter,
    LineEndingStyle nLineEndingStyle,
    String strOutputFile)
  • bstrReporter
    レポートの生成に使用するレポーターのショート ネーム。有効なショート ネームは “xml”、“html”、“htmlslideshow” および “diff” です。すべてのレポーターで 3 者間比較レポートの生成がサポートされているわけではないことに留意してください。
  • nLineEndingStyle
    生成するレポート ファイルで使用する行終端のタイプ。
  • strOutputFile
    レポート用の出力ファイルの名前。レポーターが 2 つ以上のファイルを生成する場合、それらのファイルにはこの名前を基にした名前が付けられます。

Report2IComparison

ファイル比較のレポートを生成します。

IDL HRESULT Report2(
    [in] BSTR bstrReporter,
    [in] LineEndingStyle nLineEndingStyle,
    [in] VARIANT vtEncoding,
    [in] BSTR strOutputFile)
.NET void Report2(
    String bstrReporter,
    LineEndingStyle nLineEndingStyle,
    Object vtEncoding,
    String strOutputFile)
  • bstrReporter
    レポートの生成に使用するレポーターのショート ネーム。有効なショート ネームは “xml”、“html”、“htmlslideshow” および “diff” です。すべてのレポーターで 3 者間比較レポートの生成がサポートされているわけではないことに留意してください。
  • nLineEndingStyle
    生成するレポート ファイルで使用する行終端のタイプ。
  • vtEncoding
    生成するレポートで使用する文字エンコード。コード ページ番号、または UCS2(Unicode UCS2)、UCS2-BE(Unicode UCS2 ビッグ エンディアン)、UTF8(Unicode UTF8 バイト順マーク付き)、UTF8-NOBOM(Unicode UTF8 バイト順マークなし)、UTF7(Unicode UTF7)のいずれか。
  • strOutputFile
    レポート用の出力ファイルの名前。レポーターが 2 つ以上のファイルを生成する場合、それらのファイルにはこの名前を基にした名前が付けられます。

SaveComparisonIComparison

比較をファイルに保存します。ファイル名には .cmp7 拡張子を使用することをお勧めします。

IDL HRESULT SaveComparison(
    [in] BSTR filename)
.NET void SaveComparison(
    String filename)
  • filename
    比較を保存するファイルの名前。

SetPanelTitlesIComparison

ファイル ペインの上に表示するタイトルを設定します。

IDL HRESULT SetPanelTitles(
    [in] VARIANT strFirst,
    [in] VARIANT strSecond,
    [in, optional] VARIANT strThird)
.NET void SetPanelTitles(
    Object strFirst,
    Object strSecond,
    Object strThird)
  • strFirst
    第 1 ファイル ペインのタイトル。
  • strSecond
    第 2 ファイル ペインのタイトル。
  • strThird オプション
    第 3 ファイル ペインのタイトル。